診療科・部門の紹介

栄養課

栄養相談

外来、入院患者さまの栄養指導(個人向け・集団向け)を行っています。

個人指導

  • 当院を受診された患者さまに、医師が食事療法を必要と認めた場合に、
    栄養相談の指示が出され、それに基づき行います。
  • 管理栄養士が普段の患者さまの食事摂取状況をお聞きし、
    その摂取方法をもとに患者さまに合った、食事療法の進め方を一緒に考えます。
  • 脳血管障害、その他の疾患にて、嚥下咀嚼困難な患者さまには、食事の作り方の説明をいたします。
外来
  • 完全予約制です。
  • 2階の「栄養相談室」で行います。
  • 月~土曜日までの9:00~15:00まで。
  • 食事療法の効果や患者さまの理解度に合わせて、必要に応じて繰り返し行います。

入院
  • ベッドサイドに直接管理栄養士が出向くか、栄養相談室で行います。
  • 入院中の食事の内容を説明します。
  • 退院後の食事療法の進め方を説明します。
  • 必要に応じ、退院後も外来にて継続指導を行っています。
特定保健指導
  • 特定健診にて積極的支援となった方に指導を行います。

集団指導

糖尿病教室
日時
毎週金曜日 14:00~15:00
場所
当院7階講堂

主に糖尿病の基礎的な知識について、各々専門の担当者
(医師、看護師、薬剤師、理学療法士、管理栄養士)が
お話をいたします。糖尿病患者さまはもちろん、家族、
興味のある方、どなたでも参加できます。

からだにやさしい料理教室

年に2回、地域の施設をお借りして、患者さまや一般の方を対象に、
糖尿病食や減塩食に関する料理教室を開催しています。
管理栄養士による講義の後、6名程度のグループに分かれて調理を行います。
何度も参加していただいているリピーターの方もいらっしゃいます。

糖尿病ウォーキング

年に1度、世界糖尿病デー(11月14日)に合わせて、糖尿病の患者さま、そのご家族を対象に、
カロリー計算のされたヘルシー弁当を食べ、その後病院スタッフ、参加者の皆さんで
病院周辺をウォーキングするイベントを開催しています。

病棟活動

栄養管理

個々の患者さまに適した食事が提供されるよう、
患者さまが入院されると栄養管理計画書を作成し、栄養状態の評価・判定を行います。
定期的に再評価し、栄養管理が適切に行われているか検討しております。
また、食事が進まない患者さまには管理栄養士がベッドサイドへ伺ったり、
看護師や言語聴覚士などと話し合いながら、状態に合った食事形態、
嗜好などを踏まえて食べやすい食事を提案させていただいております。

病棟訪問

週1回、各病棟を回り、病院で出している入院中の食事についてのご意見を伺っています。
味付け、メニュー、材料について、また、給食全般についてのご意見は、
治療の妨げにならない範囲で献立作成をはじめ、給食への取り組みの参考にさせていただいています。

残菜調査

管理栄養士が病棟に出向き、患者さまが残された食事を調査し、
嗜好・適正量の把握をし、その結果を給食委託会社と検討し献立にフィードバックしています。

嗜好調査

3ヵ月に1回、入院中の食事についてのアンケートを行い、
食事の量や温度、盛り付け、献立等に対する感想をうかがっています。
その結果を給食委託会社と検討し献立にフィードバックしています。

給食管理(入院中の食事について)

入院中の食事は、病気や症状に合わせてすべて医師の指示を基に作成しています。

食事の種類

一般食 常食、全粥食、分粥食、離乳食、
嚥下食
治療食 糖尿病食、胃潰瘍食、心臓食、
肝臓食、膵臓食、腎炎食、腎不全食、
透析食、脂質異常症食、貧血食、
痛風食、低残渣食、胃切術後分割食、
高血圧食
検査食 注腸検査食

その他、患者さまの体調や状態に合わせ、嗜好食などの対応もあります。

選択メニュー

毎週月曜日~土曜日までの朝食と昼食は、
2種類のメニューからお好きな方を選択できます。(常食のみ)

朝食(例)

昼食(例)

行事食

毎月1~2回、旬の食材を使ったメニューや季節の行事にちなんだメニューを提供しています。

食堂

各階に食堂があります。
他の患者さまや、面会の方との交流の場、
もちろん食堂としても利用できます。

適時適温配膳

食事は温冷配膳車に入れ、温かいものは温かく冷たいものは冷たいままで各病棟までお届けしています。