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形成外科

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形成外科とは
形成外科は創傷治癒学(傷の治りに関する学問)を基盤とし、先天奇形・外傷・腫瘍・加齢などにより生じた欠損や変形・醜形と、機能的な障害を、主に手術などの方法で改善することで、生活の質(QOL)を高めることを目的とした科です。

対象疾患



切り傷、擦り傷など、皮膚の傷全般の治療を行います。縫合が必要な場合、形成外科的な縫合で、出来るだけ傷がきれいに治るよう工夫をおこなっています。また擦り傷などの皮膚欠損創には創傷被覆材を用いた湿潤療法を行い、早くきれいに治します。
皮膚が切れたりして傷が出来ると、通常の治り方では2〜3カ月をピークに一旦傷跡が赤く盛り上がり、目立つ時期が来ます。この時期を「瘢痕の増殖期」と呼びます。その時期を乗り越えると半年から一年かけて白く柔らかい傷へと変化していきます。この時期を「瘢痕の消退期」と言います。2〜3カ月を経過しても増殖期から消退期へと変化せず、赤みや盛り上がりがひどくなってくる傷を「肥厚性瘢痕」と呼びます。また、最初に出来た傷の範囲を超えてこの肥厚性瘢痕が広がってくる状態を「ケロイド」と呼びます。この「肥厚性瘢痕」や「ケロイド」になるかどうかは、傷の状態、傷の治り方に加え、体質が大きく影響します。「ケロイド体質」の方は治療に難渋する場合があり、特効薬というものがありません。内服薬、ステロイドの貼り薬や局所注射、圧迫等の物理療法、手術と放射線療法の組み合わせ、Vビームレーザー治療の併用など、状態に合わせた治療法をいくつか組み合わせ、改善していきます。



皮膚腫瘍
母斑細胞母斑、表皮母斑、脂腺母斑等があります。

母斑細胞母斑
いわゆるほくろです。手術により切除する方法と、CO2レーザーで焼く方法があります。CO2レーザーは自費となります。

表皮母斑
皮膚表面の成分が平面状又は列状にもりあがっているアザです。手術で切除する場合と、レーザーなどを使って削り取る様な治療を行うこともあります。

脂腺母斑
頭に出来ることが多く、生まれた時にはやや赤みのある髪の毛の生えないアザですが、年齢とともに徐々に盛りあがっていぼ状になり、茶褐色へと変化していきます。脂腺母斑の上に皮膚癌が出来る可能性があるため、ある程度の年齢で切除してしまうことが必要になります。

皮下腫瘍
粉瘤、脂肪腫、石灰下上皮腫などがあります。

粉瘤
皮膚表面の成分が袋を作ってその中に粥状の垢や膿が溜まったもので、赤く腫れてしまうこともあるので、なるべく腫れる前に手術で取り除くことが望ましいと考えられています。

脂肪腫
脂肪腫は脂肪細胞が大きくなったものですが、筋肉内の深いところに出来ていたり、稀に悪性のものもあるため、きちんとした検査を行った上で必要に応じて摘出術を行います。

石灰化上皮腫
子供の頃に比較的多く出来るものには石灰化上皮腫があり、毛穴の一部から出来ると言われています。目の周りに出来る粉瘤に似たできものには類皮嚢腫があり、奥が深いので入院治療が必要な場合があります。


鼻骨骨折、頬骨骨折、眼窩骨折の整復を行います。顔面打撲時の骨折を診断します。


副耳、耳ろう孔、舌小帯短縮、多指症、合指症等の手術加療を行います。口唇顎口蓋裂、
小耳症は大学病院への紹介を行います。


眼瞼下垂とはまぶたが十分に持ち上がらない状態で、眼を開けて正面を見たときに黒目にまぶたが被
さっている状態をいいます。 先天性(生まれつき)の眼瞼下垂と、老化や外傷、物理的刺激などが
原因となって生じる後天性の眼瞼下垂があります。

腱膜性眼瞼下垂症
最近注目されているのが、腱膜性の眼瞼下垂です。老化やまぶたを腫らしたり、こすることを続けると、眼瞼挙筋腱膜(まぶたを挙げる筋肉の動きを伝える膜組織)は瞼板(まぶたの中にあるやや硬い組織)から外れたり伸びたりして、まぶたを上げるのに努力がいるようになり、やがて開きにくくなってしまいます。これが「腱膜性眼瞼下垂症」で、だれにでも起こり得ます。逆さまつげ、アトピー性皮膚炎、花粉症、コンタクトレンズを装用される方では、腱膜が瞼板から外れやすくなります。努力してまぶたを開こうとする為に、頭痛・肩こり・疲労の原因となります。 眼窩隔膜を瞼板に縫合する「腱膜手術」を行うと、努力せずにまぶたが上がるようになり、頭痛・肩こり・疲労感が改善します。手術は局所麻酔で行います。



爪の両端がくいこんでいる状態を陥入爪、爪全体が巻いている状態を巻き爪と言います。それぞれ、変形の為に痛みを生じたり、化膿することもあります。原因は生まれつきの形態、靴、歩き方、水虫の影響など、様々です。治療法には手術と矯正があり、爪の状態や御希望にあわせて治療法を選択します。

手術(フェノール法)



陥入している爪を部分的に切除し、爪の付け根の爪母という 部位を薬品(フェノール)で焼き、爪が生えてこないようにしま す。麻酔の際、痛みがありますが、術後は殆ど痛みません。化膿していても治療が出来ます。早く治したい方、爪が広い方に適しています。
費用:保険適応3割負担で 5,000円前後


手術(爪床形成術)



爪全体が巻いている方に行います。爪と爪がのっている部分 (爪床)を剥がし、内部を平らに削った後、爪床を戻して縫います。麻酔の際と、術後にも痛みがあります。
費用:保険適応3割負担で 8,000円前後


巻き爪ワイヤー矯正法



爪先端の白い部分に穴を開けて形状記憶ワイヤーを通し、爪を矯正する方法です。(先端に穴を開ける長さがない方はコレクティオをお薦めします。)矯正期間は爪の巻き具合によって人それぞれですが、早い方で1〜2か月、長い方では半年程度かかります。ワイヤーを装着したまま入浴など日常生活が可能ですが、ワイヤーが引っ掛かって気になる方はカットバンを巻いて頂きます。爪が広がってくるとワイヤーが両端から飛び出して来るため、ワイヤーをカットする等のメンテナンスが必要です。また、矯正をやめると再発する事があります。

<ワイヤー矯正に適している方>
手術が怖い、という方 糖尿病などで傷の治り悪い方 血液サラサラの薬を内服されていて手術しにくい方

費用: 初診料 2,000円、ワイヤー装着一本 2,900円(税抜き)材料費
メンテナンス料1回ごとに950円(税抜き)
※金額は診療内容により異なります。


VHO式巻き爪矯正法


“VHO”とは“Virtuose(名人・熟練した)”、“Human(人間の・人道的な)”、“Orthonyxie(まっすぐな爪)”の頭文字をとって名付けられた巻き爪矯正法で、実技講習を修了したライセンス取得者のみが行う、極めて痛みが少ない治療法です。
爪が短くても矯正可能であり、施術当日から入浴、運動が可能です。つまり、日常生活には制限がありません。
また、矯正完了後は自然で健康的な爪の形状になります。




●どのように治療を行いますか?
1. 専用のワイヤーを爪の湾曲に合わせて調整します。
2. これを爪の左右に引っ掛けます。
3. 専用のフックで巻き上げる事により爪の両側端が引き上げられ、爪の形がまっすぐになるよう矯正されます。
4. 余分なワイヤーをカットし、靴下やストッキングに引っ掛からないようにコーティング剤でカバーします。

●痛みはありますか?
ワイヤーをかけた時点で今までの痛みがすぐに軽減する事がほとんどです。

●どの位の頻度で通院が必要ですか?
固定したワイヤーは爪の伸びと共に前方に移動する為、何も問題がなければ約3か月毎に通院・ワイヤーの入れ替えを行い、個人差はありますが大体1年位かけて矯正していきます。

●どの趾でも矯正できますか?
残念ながら第1趾(親指)のみしか矯正出来ません。

●健康保険は効きますか?
保険適応がない為、自費診療となります。しかしながら、手術をした場合には術後1〜2週間は痛みが続き、その間は日常生活にも制限を来し、完治した後は爪の幅が狭くなる醜状変形になる事を考慮すると、それ程高いものではないと考えられます。







薬剤による保存的療法と手術療法があります。両側同時に手術を行う場合は、木沢記念病院での入院治療となります。片方ずつ手術される場合は日帰り手術も可能です。
矯正器具による保存的療法と手術療法を行っています。手術は保険適応です。


薬物療法等では改善の見込めなくなった方に対し、吊り上げ法などの静的再建手術で整容的な改善を行います。